カーテンレールがない窓や、収納スペースの目隠しをしたいときに便利なのが「突っ張り棒」を使ったカーテンです。壁に穴を開ける必要がなく、賃貸住宅でも安心して取り付けられる点が大きな魅力です。
突っ張り棒と布を組み合わせれば、ちょっとしたDIYでおしゃれなカーテンを手作りできます。特別な道具がなくても挑戦でき、既製品では合わないサイズや好みのデザインにも柔軟に対応できるのがポイントです。
本記事では、突っ張り棒を使ったカーテンの作り方を「ミシンあり」と「ミシンなし」の両方から紹介します。必要な材料やサイズの測り方、失敗しやすいポイントもあわせて解説しますので、初心者の方でも安心して進められます。
暮らしに合った手作りカーテンを取り入れたい方や、コストを抑えつつインテリアを工夫したい方は、ぜひ参考にしてください。
カーテン 突っ張り棒 作り方(全体像と仕上がりイメージ)
突っ張り棒を使ったカーテンは、専用のレールを設置する必要がなく、初心者でも気軽にDIYできる方法として人気があります。ここでは、作り方の全体像と完成イメージを整理し、実際の作業に入る前にポイントを押さえておきましょう。
用途とメリット:目隠し・間仕切り・小窓の活用
突っ張り棒カーテンは、室内の小窓や収納スペースの目隠し、ワンルームの簡易間仕切りなど幅広い用途に活用できます。まず工事不要で設置できる点が大きな利点で、壁を傷つけずに使えるため賃貸住宅でも安心です。また、必要に応じて簡単に取り外しや移動ができるので、模様替えや引っ越しの際も柔軟に対応できます。
完成品のタイプ比較(カフェ/フラット/タブ/ハトメ)
カーテンの仕上げ方にはいくつか種類があります。例えば小窓にぴったりなカフェカーテン、布を真っ直ぐ吊るすシンプルなフラットカーテン、布をループ状に縫って棒に通すタブカーテン、金属リングを取り付けるハトメカーテンなどです。それぞれ見た目や機能が異なるため、用途や部屋の雰囲気に合わせて選ぶことが大切です。
必要な材料と道具一覧(布・突っ張り棒・副資材)
基本的な材料は「突っ張り棒」「布地」「カーテンクリップ」などです。ミシンを使う場合は糸や針、裁ちばさみ、メジャー、チャコペンも必要になります。一方、ミシンなしで作る場合には布用両面テープやカーテンクリップが役立ちます。必要な道具をあらかじめ揃えておくと作業がスムーズに進みます。
サイズの測り方:窓幅・丈・突っ張り棒の余裕寸法
窓の幅を正確に測る際には、突っ張り棒を設置する位置に合わせて計測することが大切です。カーテンの幅は窓の横幅より1.3〜1.5倍程度広めにすると、布のゆとりが出て見た目がきれいに仕上がります。丈については窓枠の上から必要な長さを測り、突っ張り棒の厚みを考慮して余裕を持たせると失敗が少なくなります。
作業の流れを10分で把握:計測→裁断→固定→設置
全体の流れはシンプルです。まず設置場所を計測し、生地を裁断します。次に縫製やテープで端処理を行い、突っ張り棒に通して設置すれば完成です。大きな窓でなければ1〜2時間程度で仕上げられるため、DIY初心者でも安心して取り組めます。
具体例:賃貸マンションの洗面所に扉がない場合、幅60cm・高さ80cmの空間に突っ張り棒と布を使えば、1時間程度で簡易カーテンを設置できます。既製品の扉より安価で、撤去も容易なため原状回復も安心です。
- 突っ張り棒カーテンは小窓・収納・間仕切りに活用できる
- 仕上げタイプはカフェ、フラット、タブ、ハトメなどがある
- 必要な材料は布と突っ張り棒、道具はミシンやテープ
- サイズは窓幅の1.3〜1.5倍を目安に設定する
- 作業は計測→裁断→端処理→設置の流れで進める
突っ張り棒と設置場所の選び方

突っ張り棒はカーテンを支える大切なパーツであり、選び方を誤ると落下や歪みの原因になります。ここでは耐荷重や設置面の条件、賃貸での注意点などを整理し、失敗しないための基準を確認しましょう。
耐荷重・直径・長さの基準(たわみを防ぐ)
突っ張り棒には耐荷重が明記されており、布の重さや設置場所に応じて選ぶ必要があります。一般的に細い棒は軽量布向き、太い棒は遮光性のある厚手生地に適しています。長さは設置場所に対して10cm程度余裕を持たせると安定し、たわみを防ぎやすくなります。
取り付け面の条件:石膏ボード・木枠・タイル
設置面の材質によって安定性は大きく変わります。木枠やタイルは比較的しっかり固定できますが、石膏ボードは荷重が集中すると落下しやすいため注意が必要です。場合によっては補助プレートを使い、突っ張り棒の接地面を広げると安定します。
落ちないコツ:補助プレート・滑り止め・中間支持
突っ張り棒が落ちる原因は「滑り」と「たわみ」にあります。そのためゴム製滑り止めや補助プレートを併用すると効果的です。長い距離を支える場合は中間に支えを入れることで安定性が増し、日常的に開閉しても落ちにくくなります。
設置位置の決め方:窓/収納/出入口のケース別
窓に設置する場合は枠の内側に突っ張ると見た目がすっきりします。収納の目隠しなら出し入れしやすい高さを意識しましょう。出入口に使う場合は、通行の妨げにならないよう丈や幅を調整することが重要です。用途ごとの工夫で快適に使用できます。
賃貸の注意点と原状回復の考え方
賃貸物件では原状回復が求められるため、壁や枠を傷つけない方法を選ぶことが大前提です。突っ張り棒であれば穴を開けずに取り付けられるため安心ですが、ゴム跡が残る場合もあるので設置前に確認しておきましょう。長期間使う際には定期的に点検することをおすすめします。
設置面 | 安定性 | 補強の要否 |
---|---|---|
木枠 | ◎ 高い | 不要 |
タイル | ○ 良好 | 場合により必要 |
石膏ボード | △ やや不安定 | 補助プレート推奨 |
具体例:幅120cmの収納棚を目隠しする場合、耐荷重10kg以上の太め突っ張り棒を選び、滑り止め付きの補助パーツを併用すると長期間安定して使えます。
- 突っ張り棒は耐荷重・直径・長さの基準で選ぶ
- 設置面は木枠やタイルが安定、石膏ボードは補強が必要
- 落下防止には滑り止めや中間支持が有効
- 窓・収納・出入口で高さや幅の決め方を変える
- 賃貸では壁や枠に跡を残さない工夫が大切
ミシンありで作るフラット&ギャザーカーテン
ミシンを使うと、布端の処理や縫い目がしっかり仕上がるため、耐久性と見栄えの良いカーテンを作ることができます。特にフラットタイプやギャザータイプは、直線縫いが中心なので初心者でも比較的取り組みやすい方法です。
フラットの裁断と縫い代計算(三つ折り基本)
フラットカーテンは布を平らに吊るすシンプルなスタイルです。裁断の際には窓幅の1.3倍程度の布幅を用意し、上下左右の縫い代をそれぞれ2〜3cm確保します。縫い代を三つ折りにして縫うと端がすっきりと仕上がり、見た目も整います。初心者は三つ折りガイドを使うと均一に仕上げやすいでしょう。
ギャザー倍率と通し口(ポール通し)の設計
ギャザーカーテンを作る際は、窓幅の1.5〜2倍の布幅を用意するのが基本です。布の上部に突っ張り棒を通す「ポール通し口」を作るため、上端を7〜10cm程度折り返して縫います。布の量を増やすことでギャザーが自然に寄り、ふんわりとした仕上がりになります。
直線縫いの手順:上辺→側辺→裾の順で仕上げる
縫製の順序は「上辺」「側辺」「裾」の流れが基本です。まず上辺を三つ折りにして縫い、次に左右の側辺を処理します。最後に裾を折り返して縫えば、全体が均一に仕上がります。直線縫いだけで完成するので、複雑な工程を覚える必要はありません。
端処理とほつれ防止:ジグザグ・ロックの比較
布端の処理を怠ると、使用中にほつれてしまいます。ジグザグミシンをかける方法は家庭用ミシンでも対応可能で、強度を確保できます。ロックミシンがある場合はさらに耐久性が高まり、長期間きれいな状態を保ちやすいでしょう。端処理の工夫が完成度を大きく左右します。
試吊りと最終仕上げ:丈合わせと見え方チェック
縫い終わったら突っ張り棒に通して試し吊りを行いましょう。丈が長すぎる場合は再度折り返して縫い直し、見栄えを調整します。光の入り方や布のドレープ感を確認してから最終仕上げをすると、部屋に合ったバランスの良いカーテンになります。
具体例:幅90cmの小窓にギャザーカーテンを作る場合、布幅を約160cmで裁断し、上辺に10cmのポール通し口を縫製すると、ふんわりとしたバランスの良い仕上がりになります。
- フラットは窓幅の1.3倍、ギャザーは1.5〜2倍の布幅を確保
- 縫い代は2〜3cmを三つ折りにするのが基本
- 直線縫いで完成するため初心者でも挑戦しやすい
- 端処理はジグザグミシンまたはロックミシンが有効
- 完成後は必ず試吊りして丈や見え方を調整する
ミシンなしで作る方法(ボンド・両面テープ・クリップ)

ミシンがなくても、布用ボンドや両面テープ、カーテンクリップを使えば簡単に突っ張り棒カーテンを作れます。裁縫が苦手な方や短時間で仕上げたい方におすすめの方法です。特に100円ショップで手に入るアイテムを活用すれば、コストを抑えながら実用的なカーテンが完成します。
布用両面テープの基本と耐久性の目安
布専用の両面テープは、折り返し部分を貼り合わせるだけで端処理ができます。日常的な使用には十分な強度がありますが、洗濯を繰り返すと粘着力が落ちるため、取り外して洗う場合は再加工が必要です。小窓や収納用に使うと便利です。
アイロン接着テープの使い方とコツ
アイロン接着テープは、熱を加えることで布同士をしっかり固定できます。裾や側面を折り返して挟み込み、アイロンで圧着するだけなので初心者でも扱いやすいです。ただし厚手の布や凹凸のある素材では接着が弱くなるため注意が必要です。
カーテンクリップで作る超簡単カフェカーテン
布端を縫わずにそのままクリップで挟んで吊るす方法もあります。お気に入りの布をそのまま使えるため、模様替え感覚で簡単に楽しめます。頻繁に交換したい場合や季節ごとにデザインを変えたい場合におすすめです。
ノンホールで選ぶ生地:ほつれにくい素材とは
ミシンを使わない方法では、端処理をしなくてもほつれにくい素材を選ぶと安心です。例えばフェルトや厚手のポリエステルは切りっぱなしでも使いやすく、扱いやすい素材として人気です。生地選びの工夫が作業を大幅に簡略化します。
強度検証:開閉頻度が高い場所での注意点
頻繁に開閉する場所にミシンなしカーテンを設置する場合は、強度に注意が必要です。両面テープやボンドだけでは外れやすいため、補強のためにクリップを併用すると安心です。用途に応じて適切な方法を選びましょう。
方法 | 特徴 | 耐久性 |
---|---|---|
布用両面テープ | 貼るだけで簡単 | △ 洗濯で弱くなる |
アイロン接着テープ | 熱で圧着し強力 | ○ 厚手布は弱い |
カーテンクリップ | 交換・模様替えに最適 | ◎ 短期使用に便利 |
具体例:キッチンの小窓に100均の布とカーテンクリップを使えば、30分以内でカフェカーテンが完成します。洗濯の必要があるときは布を外して交換するだけで手間がかかりません。
- ミシンなしでも両面テープや接着テープで作れる
- クリップ式なら布を挟むだけで簡単に設置可能
- ほつれにくい素材を選ぶと端処理が不要
- 強度が必要な場所では補強を組み合わせる
- 100均アイテムを活用するとコストを抑えられる
デザイン選びと機能生地の基礎
カーテンは目隠しや間仕切りの役割だけでなく、部屋の雰囲気を左右する大切なインテリア要素です。突っ張り棒で作るカーテンでも、生地の種類やデザインにこだわることでおしゃれに仕上げることができます。ここではデザイン性と機能性を両立するための基本を整理します。
透け感・遮光等級・UVカットの基礎知識
生地を選ぶ際には透け感や遮光等級を確認することが重要です。遮光等級は1級から3級まであり、1級はほぼ光を通さず、3級はやわらかく光を取り入れます。さらにUVカット加工が施された布を選べば、家具の日焼け防止や室内温度の上昇抑制にもつながります。
季節で選ぶ素材:リネン/綿/ポリエステル
夏場は風通しの良いリネンや薄手の綿が涼しげで快適です。一方、冬場には厚手のポリエステルや遮熱効果のある生地を選ぶと保温性が高まります。季節に応じて布を使い分けることで、快適な住環境を演出できます。
柄合わせと地の目の取り方:見栄えを整える
大きな柄の布を使う場合は、窓の中央や視線が集まる位置に柄がくるように裁断するのがコツです。また布の「地の目」(織り糸の方向)を意識して裁断すると、吊るしたときに歪みが少なくなり、仕上がりがきれいに整います。
ハトメ・ループ・タブの違いと部屋別の相性
ハトメカーテンは金属リングを通すためモダンな印象、ループカーテンはナチュラルで柔らかい雰囲気、タブカーテンはカジュアルで軽やかな印象になります。部屋のインテリアスタイルに合わせて選ぶことで、空間全体の統一感が生まれます。
100均・手持ち布・端切れの上手な活用法
コストを抑えたい場合は100円ショップの布や端切れを活用するのがおすすめです。手持ちの布をリメイクして使えば、新たな費用をかけずにオリジナルのカーテンが作れます。限られた予算でも工夫次第でおしゃれな仕上がりにできます。
具体例:南向きの窓にはUVカット加工のあるリネン生地を使えば、自然光を取り入れつつ日焼け防止も可能です。さらに柄物を選べばインテリア性も高まります。
- 遮光等級やUVカットの有無で機能性が変わる
- 季節に合わせてリネン・綿・ポリエステルを使い分ける
- 柄合わせや地の目を意識すると仕上がりがきれい
- ハトメ・ループ・タブは部屋の雰囲気に合わせて選択
- 100均や端切れ布を活用すれば低コストで楽しめる
取り付け・微調整・トラブル対策

突っ張り棒カーテンは簡単に設置できますが、日常的に使う中で「丈が合わない」「滑りが悪い」「たわむ」などの悩みが出ることもあります。ここでは設置後の微調整方法と、よくあるトラブルへの対応策を紹介します。
しわ伸ばしと丈の微調整:アイロンと仮止め
布を吊るす前にアイロンをかけてしわを伸ばすと仕上がりが美しくなります。丈が合わない場合は一時的にクリップで仮止めして調整し、理想の長さを確認してから縫製や接着を行うと失敗が防げます。
開閉の滑りを良くする:リング・潤滑シート
布が突っ張り棒に引っかかって開閉しにくい場合は、カーテンリングを追加するか、突っ張り棒に潤滑シートを巻くと改善します。摩擦を減らすことでストレスなく使用でき、布地の傷みも防げます。
突っ張り棒のたわみ対策:短縮・中間支持・交換
長い突っ張り棒を使うと中央がたわみやすくなります。その場合は設置幅を短くする、中間に支持具を設ける、またはより強度の高い突っ張り棒に交換すると安定性が増します。用途に応じて適切な対応を選びましょう。
落下時の原因別チェックリスト
突っ張り棒が落ちる原因は「設置面の強度不足」「耐荷重オーバー」「棒の長さ不足」などが挙げられます。これらを順にチェックすれば原因を特定でき、再発防止に役立ちます。特に石膏ボードに直接取り付ける場合は補助パーツが必須です。
結露・カビ・防炎の基本と安全配慮
窓際に設置する場合、結露によるカビの発生に注意が必要です。通気性の良い布を選んだり、こまめに洗濯して清潔を保つと安心です。また、防炎加工が施された布を選ぶことで、キッチンやストーブ近くでも安全性を確保できます。
トラブル | 原因 | 解決方法 |
---|---|---|
丈が長い | 測定ミス | 仮止めで調整後に再加工 |
滑りが悪い | 摩擦 | リングや潤滑シートを追加 |
中央がたわむ | 棒が長すぎる | 中間支持または交換 |
落下する | 設置面弱い | 補助プレートで補強 |
具体例:リビングの掃き出し窓に突っ張り棒を設置した際、中央がたわんで落下したケースでは、中間支持具を追加することで安定し、毎日の開閉も快適になりました。
- アイロンや仮止めで丈を調整すると仕上がりが良い
- 滑り防止にはリングや潤滑シートを活用する
- たわみ対策には設置幅短縮や中間支持が有効
- 落下の原因を確認して補強することが大切
- 結露・カビ防止や防炎加工で安全性を高める
費用・時間・よくある質問
突っ張り棒カーテンを自作する際は、材料費や所要時間を事前に把握しておくと計画が立てやすくなります。ここでは予算や時間の目安に加えて、よくある疑問点を整理して解説します。
予算目安と内訳:布・棒・副資材・工具
布の価格は1mあたり500〜1,500円程度、突っ張り棒は1,000〜2,000円前後で入手可能です。副資材として両面テープやクリップを用意しても500円程度で済みます。ミシンを使う場合は糸や針などの消耗品が追加されますが、既に持っている人なら追加費用はわずかです。
所要時間の目安:ミシン有/無・サイズ別
ミシンを使う場合、小窓用のカーテンなら1〜2時間程度で仕上げられます。大きな窓用の場合は裁断や縫製に時間がかかり、3〜4時間を見込むと安心です。ミシンなしでは30分〜1時間程度で簡易的に完成させることができ、短時間での模様替えに向いています。
洗濯・お手入れ:縮み・色落ちを防ぐコツ
布を洗濯する際は、事前に水通しをして縮みを防ぐのが基本です。色柄ものは色落ちを防ぐために単独で洗うか、中性洗剤を使うと安心です。また、アイロンをかけてから再設置すると見た目も整い、カビやシワの防止にもつながります。
失敗しやすいポイントと回避策
よくある失敗は「サイズ違い」「布端のほつれ」「突っ張り棒の落下」です。これらは計測を丁寧に行う、端処理を忘れない、設置面に合った棒を選ぶことで防げます。作業前にチェックリストを用意しておくと安心です。
子ども・ペットのいる家での安全対策
小さな子どもやペットがいる家庭では、突っ張り棒の落下によるケガや布を引っ張るリスクに注意が必要です。軽量な布を選ぶ、補助金具で固定する、手の届かない高さに設置するなどの工夫を取り入れると安全性が高まります。
ミニQ&A:
Q1. 突っ張り棒カーテンは大きな窓にも使える?
→ はい。ただし幅が広いと中央がたわみやすいため、中間支持を追加するか太めの棒を選ぶことが必要です。
Q2. ミシンなしで作ったカーテンはどのくらい持つ?
→ 使用環境によりますが、両面テープや接着テープの場合は半年〜1年程度が目安です。頻繁に開閉する場所では補強を組み合わせると長持ちします。
- 材料費は2,000〜4,000円程度で作れる
- 所要時間は30分〜3時間、サイズや方法で変動
- 洗濯時は水通しや中性洗剤で縮み・色落ちを防ぐ
- サイズ測定・端処理・設置方法が失敗防止のカギ
- 子どもやペットがいる家では補強や設置位置に注意
まとめ
突っ張り棒を使ったカーテンは、専用レールを使わずに取り付けられる手軽さが魅力です。布や棒を組み合わせるだけで小窓や収納の目隠し、間仕切りなど幅広い用途に対応でき、賃貸住宅でも安心して導入できます。
ミシンを使えば丈夫で見栄えの良いカーテンが作れ、ギャザーやフラットなど好みに応じたデザインに仕上げられます。一方で、ミシンなしでも両面テープやクリップを活用することで短時間で簡単に完成させることができ、初心者にも挑戦しやすい方法です。
また、生地選びや突っ張り棒のサイズ・耐荷重の確認を怠らないことが、長く快適に使うためのポイントです。デザイン性と機能性を両立すれば、インテリア性も高まり日常がより快適になります。
費用は数千円、作業時間は1〜2時間程度と手頃であり、工夫次第で失敗を防ぎながら自分好みのカーテンを作ることができます。安全面やお手入れも意識しながら、暮らしに合った手作りカーテンを楽しんでみてください。