内窓 人気ランキング|断熱や結露、防犯など内窓の強みをさまざまな角度で人気ランキングを紹介します

内窓の人気ランキングを見ると、断熱や結露対策を目的に選ぶ製品と、防音を重視して選ぶ製品とで、上位に並ぶ商品が大きく異なります。どのメーカーが売れているかを知るだけでなく、「何を目的に内窓を選ぶか」によって最適な製品が変わることを理解しておくと、選択の迷いが減ります。内窓(二重窓)は一度取り付けると長く使うものですから、ランキングの順位だけでなく、目的に合った製品の特徴を整理してから選ぶとよいでしょう。

この記事では、販売実績や口コミ評価をもとに人気の高い内窓メーカーの製品を目的別に整理し、それぞれの特徴と選び方の目安をお伝えします。断熱重視・防音重視・コスト重視といった観点からも比べながら、自分の住まいに合った内窓を選ぶための判断材料を提供します。

「とりあえず人気の製品を買えばいい」と思いがちですが、住まいの状況や悩みの種類によって、最適な内窓は一つではありません。まずは自分が内窓に何を求めているかを確認しながら読み進めてみてください。

内窓の人気ランキングで上位に入る主要製品

内窓の人気ランキングで常に上位に並ぶ製品は、LIXIL・YKK AP・三協アルミ・大信工業の4社から生まれています。各社の代表製品にはそれぞれ得意とする性能の方向性があり、ランキング上位の理由もそれに関連しています。

LIXIL インプラス

インプラスは、内窓の国内販売で長年トップクラスを維持している製品です。エクスショップの人気ランキングでも1位に位置し、施工実績が非常に豊富な点が大きな特徴です。

フレームは全樹脂製で断熱性が高く、ガラスは最大6.8mmまで装着可能です。Low-E複層ガラスや防音合わせガラスなど、目的に応じてガラスを選べるバリエーションの広さが選ばれる理由の一つです。施工はメーカー指定工事店が担当し、1窓あたり約60分のスピード施工が可能とされています。マンションや集合住宅にも対応しやすい製品として広く普及しています。

カラーは木目系から白・グレーまで複数展開されており、既存のインテリアに合わせやすい点も口コミで評価されています。工事費込みの参考価格は標準的な引き違い窓で43,600円〜(施工サイズや選択ガラスにより異なる)が目安として示されています。

YKK AP プラマードU(マドリモ内窓)

プラマードUは、YKK APが展開する内窓製品です。全樹脂フレームで断熱性が高く、インプラスと並ぶ定番製品として長く支持されています。ガラスは最大6.8mmまで装着可能で、一般複層ガラス・Low-E複層ガラス・防音合わせガラスなど豊富な種類から選べます。

現在は「マドリモ 内窓 プラマードU」としてリニューアルされており、操作性を改善したクレセントレス仕様のオプションも追加されています。工事費込みの参考価格は47,500円〜が目安です。

インプラスと比べると、カラーバリエーションはやや少ないものの、性能面では同水準で並ぶことが多く、施工店の対応エリアや見積金額によってどちらを選ぶか判断するケースが一般的です。

三協アルミ プラメイクE(EII)

プラメイクEIIは、三協アルミが展開する内窓製品です。エクスショップのランキングでは3位に位置し、標準的な断熱性能とコストパフォーマンスのバランスが評価されています。ガラスは最大6.8mmまで装着可能で、Low-E複層ガラスや一般複層ガラスが選べます。

インプラスやプラマードUと比べると知名度はやや下がりますが、施工価格が50,400円〜(標準サイズ)と他社と競合しており、見積もり時の選択肢として検討に値します。ガラスは現場で装着するスタイルを取ることが多く、現場の状況に応じた対応がしやすい点が施工店に評価されています。

人気ランキング上位3製品の比較目安(標準的な引き違い窓・工事費込み参考価格)
1位:LIXIL インプラス 43,600円〜
2位:YKK AP プラマードU 47,500円〜
3位:三協アルミ プラメイクEII 50,400円〜
※価格はサイズ・選択ガラス・施工地域により変動します。最新価格は各施工店またはメーカー公式サイトでご確認ください。
  • 人気上位3製品はいずれも全樹脂フレームで断熱性が高い
  • ガラス選択の幅が広く、目的に応じたカスタマイズが可能
  • 施工価格は標準サイズで4万円台〜が目安(ガラス種類・サイズにより大きく変動)
  • 施工エリアや施工店の対応状況も選択に影響する

防音性能を重視するなら注目すべき製品

断熱や結露対策が目的であればインプラスやプラマードUで十分な場合が多いですが、騒音対策を主目的にするならガラスの厚みと枠の気密性に着目する必要があります。防音性能は、ガラスの重さ・厚みと、枠のすき間をどれだけ塞げるかで大きく変わります。

大信工業 内窓プラスト

内窓プラストは、内窓専門メーカーである大信工業が製造する製品で、防音性能の高さで専門業者から特に評価されています。最大12.8mmの防音合わせガラスを装着できる唯一の内窓製品であることが最大の特徴です。

フレームは全樹脂製で、すき間を極力なくす高気密設計が施されています。音は空気の振動であるため、すき間があると音が入り込みます。プラストはこのすき間対策を枠の構造で追求した製品です。防音合わせガラス12.8mmを装着した場合の参考価格はW1700×H1100で130,700円程度(施工費含む)とされており、他製品より価格帯が高くなります。

製品はすべてオーダーメイド寸法で製作されるため、取り付け現場に合わせた精度の高い施工が可能です。東北・北海道などの寒冷地での施工実績も豊富で、断熱性能としても高い水準を持っています。一般のリフォーム店より専門施工店での取り扱いが中心のため、対応する施工店を探す手間が生じることがあります。

AGC まどまどplus

AGC(旭硝子)が展開するまどまどplusは、ガラスメーカーが製造する内窓として独自の強みを持っています。最大23mmのガラスまで装着可能で、複層ガラスの弱点である共鳴透過(特定の周波数で音が通りやすくなる現象)を抑える「レゾネーター」と呼ばれる吸音装置が内蔵されたガラスを選べる点が特徴です。

防音合わせガラス(マイミュート)を装着した場合の参考価格はW1700×H1100で117,050円程度(施工費含む)です。外側アルミ・内側樹脂のハイブリッド構造で、剛性と断熱性を両立しています。

複層ガラス特有の共鳴透過現象が気になる方や、高い周波数域の音(楽器音・高音域の騒音など)への対策を重視する場合に選択肢に入る製品です。

防音目的で内窓を選ぶ際の確認ポイント
・装着できるガラスの最大厚み(厚いほど遮音性が高い傾向)
・枠のすき間対策(高気密設計かどうか)
・防音合わせガラスと複層ガラスでは特性が異なる
・施工価格は断熱目的の内窓より高くなる場合が多い
  • 防音重視なら大信工業プラストまたはAGCまどまどplusを検討する
  • ガラスの厚みが増すほど施工費用も上がる
  • 専門施工店の対応エリアを事前に確認しておくとよい
  • 防音効果の体感は住環境の騒音の種類によって異なる

目的別に内窓の選び方を整理する

内窓は「とりあえず付ければどれでも同じ」ではなく、目的によって選ぶべき製品と選ぶべきガラスが変わります。断熱・結露・防音・コストのどこに軸を置くかで、最適な組み合わせは異なります。

断熱・結露対策が主目的の場合

断熱・結露対策が目的であれば、インプラスやプラマードUなどの標準的な内窓製品に、Low-E複層ガラスを組み合わせる方法が費用対効果として広く選ばれています。Low-Eガラス(低放射ガラス)は、ガラス表面に特殊なコーティングを施すことで熱の移動を抑えるもので、断熱用(室内の熱を逃がさない)と遮熱用(夏の日射を抑える)の2種類があります。

結露は室内側の窓表面が冷えることで発生します。内窓を設置して外窓と内窓の間に空気層を作ることで、室内側の表面温度が下がりにくくなり、結露の発生が抑えられます。一般複層ガラスでも効果はありますが、Low-E複層ガラスのほうが断熱効果は高くなります。

資源エネルギー庁が推進する省エネ住宅の取り組みにおいても、内窓の設置は断熱改修の有効な手法として位置づけられています。最新の補助金制度については、資源エネルギー庁の省エネポータルサイトまたは環境省の補助金情報ページでご確認ください。

防音対策が主目的の場合

防音対策が目的の場合は、ガラスの選択が性能の決め手になります。防音合わせガラスは、2枚のガラスの間に特殊な中間膜を挟んだ構造で、音の振動を吸収します。厚みが増すほど重量が増し、遮音性能が高くなる傾向があります。

一般的な複層ガラス(ペアガラス)は断熱性に優れている一方で、2枚のガラスの間の空気層が特定の周波数で共鳴して音が通りやすくなる現象(コインシデンス効果)が生じることがあります。この現象が気になる場合は、防音合わせガラスまたは共鳴対策を施した複層ガラスを選ぶとよいでしょう。

防音目的で内窓を選ぶ際は、まず現在悩んでいる騒音の種類(低音の交通騒音・中高音の生活音・楽器音など)を整理してから、施工店に相談すると具体的なアドバイスが得やすくなります。

コスト重視で選ぶ場合の考え方

予算を抑えて内窓を設置したい場合は、標準ガラス(単板3mmまたは一般複層ガラス)を選択することで工事費込みの総額を下げられます。ただし、単板ガラスでは断熱性能・防音性能ともに限定的なため、目的に対する効果も低くなります。

費用対効果を考えると、取り付け工事費はガラスの種類が変わっても大きく変わらないため、ガラスのグレードを少し上げることで性能を大きく向上させられることがあります。初期費用を抑えるよりも、長期的な光熱費削減や快適性の向上を見込んだうえで選択するとよいでしょう。

目的おすすめ製品おすすめガラス
断熱・結露対策インプラス / プラマードULow-E複層ガラス(断熱タイプ)
防音対策(中程度)インプラス / プラマードU防音合わせガラス(6.8mm)
防音対策(高性能)内窓プラスト / まどまどplus防音合わせガラス(12.8mm以上)
コスト重視インプラス / プラメイクEII一般複層ガラス
  • 断熱・結露にはLow-E複層ガラス、防音には防音合わせガラスが向く
  • ガラスの選択で同じ製品でも性能が大きく変わる
  • 目的が複合的な場合は施工店への相談が近道
  • 補助金の活用で実質負担を下げられる場合がある

内窓を取り付ける前に確認しておくこと

内窓は既存の窓の内側に取り付けるものですが、取り付けの前に確認しておくべき条件がいくつかあります。適切に設置できる条件が整っているかどうかを事前に把握しておくと、見積もりや施工がスムーズになります。

取り付けに必要な窓枠の寸法確認

内窓を取り付けるには、既存の窓枠(額縁)の内側に一定の奥行きが必要です。製品によって異なりますが、一般的には奥行き(見込み寸法)が70mm以上あることが取り付けの基本条件の目安とされています。見込み寸法が不足する場合は、補助材を使って対応できるケースもありますが、事前に施工店で確認が必要です。

また、上げ下げ窓・内倒し窓・天窓など、外窓が内側に動く構造の窓には内窓の取り付けが難しい場合があります。既存窓の種類と開き方も事前に確認しておくとよいでしょう。幅・高さの実寸を測っておくと見積もりの際に役立ちます。

マンションの場合は管理規約の確認が必要

マンション(集合住宅)の場合、窓まわりのリフォームは管理組合の規約に関わることがあります。内窓は「専有部分」側への取り付けであることが多く、通常は管理組合への届け出のみで施工できるケースが多いですが、規約によって異なります。

施工前に管理規約または管理組合に確認しておくと、後からトラブルになるリスクを避けられます。施工店に相談すると、同様のマンション施工での対応実績をもとにアドバイスをもらえる場合があります。

補助金制度の活用

内窓の設置は、国や地方自治体の省エネ関連補助金の対象になる場合があります。環境省や資源エネルギー庁が実施する「先進的窓リノベ事業」などの補助金制度では、一定基準を満たす内窓の設置が対象製品として認定されており、費用の一部が補助される仕組みです。補助金制度は年度ごとに内容が変わるため、最新の申請要件・対象製品・申請期限については環境省または資源エネルギー庁の公式ページでご確認ください。

内窓取り付け前のチェックポイント
・窓枠の奥行き(見込み寸法)は70mm以上あるか
・外窓の開き方(内倒し・上げ下げ窓は要注意)
・マンションの場合は管理規約の確認
・補助金の対象製品・申請期限の確認
  • 見込み寸法が70mm未満でも補助材で対応できるケースがある
  • マンションは管理規約の確認を施工前に行う
  • 補助金制度は年度ごとに変わるため最新情報を公式で確認する
  • 窓サイズの実寸(幅・高さ)を手元に用意しておくと見積がスムーズ

ランキングだけで選ぶと見落としがちなこと

内窓の人気ランキングはあくまでも販売数や口コミ評価をもとにした指標であり、自分の住まいの状況や目的と一致するとは限りません。ランキング上位の製品が選ばれている理由と、その製品が自分のケースに合うかどうかは別の問題です。

ガラスの選択で性能は大きく変わる

同じ製品でも、選ぶガラスによって断熱性・防音性・コストが大きく変わります。「インプラスを付けた」という口コミでも、一般複層ガラスの場合とLow-E複層ガラスの場合では得られる効果が異なります。ランキングや口コミを参照する際には、使用したガラスの種類も合わせて確認すると参考になります。

また、防音合わせガラスと断熱Low-Eガラスを1枚の内窓に選択する際は、どちらを優先するかを決めておく必要があります。両方の性能を高めたい場合は、製品選択とガラス選択を施工店と相談しながら決めるとよいでしょう。

施工店の対応エリアと実績も選択に影響する

内窓はメーカーの製品品質だけでなく、施工精度が性能に大きく影響します。取り付け時のすき間や枠の水平・垂直の精度が低いと、断熱効果も防音効果も低下します。施工店を選ぶ際は、メーカーの認定施工店であること、および内窓施工の実績件数や口コミを確認するとよいでしょう。

見積もりは複数の施工店から取ることで、価格・施工方法・保証内容を比べやすくなります。価格だけでなく、施工後の保証内容や問い合わせ対応の丁寧さも判断材料に含めるとよいでしょう。

DIYキットという選択肢もある

施工費を抑えたい場合や、賃貸住宅で原状回復が必要な場合は、DIYで取り付けできる内窓キットという選択肢もあります。ホームセンターやネット通販で入手できる製品があり、予算1万5千円前後から始められるものもあります。ただし、メーカー製の内窓と比べると気密性や断熱性能は劣ることが多く、得られる効果は限定的です。

DIYキットは「まず試してみたい」という方や、断熱効果を手軽に体験したい方に向いています。本格的な断熱・防音効果を求める場合は、施工業者による正規の内窓設置を選ぶほうが長期的な満足度は高くなる傾向があります。

種類特徴費用の目安向いているケース
施工業者によるメーカー製内窓気密性・断熱性・防音性が高い4万円〜(1窓・工事費込み)本格的な断熱・防音対策
DIY内窓キット自分で取り付け可能・原状回復しやすい1万〜3万円程度(材料費のみ)賃貸・お試し・低コスト重視
  • ランキング参照時はガラスの種類も合わせて確認する
  • 施工店の実績と保証内容も選択基準に含める
  • 賃貸や予算重視の場合はDIYキットも検討できる
  • 本格的な効果を求めるなら施工業者への依頼が基本

まとめ

内窓の人気ランキングでは、LIXIL インプラスとYKK AP プラマードUが長く上位を維持しており、どちらも断熱・結露・防音と幅広い目的に対応できる定番製品です。防音性能を最大限に引き上げたい場合は、大信工業の内窓プラストが専門的な選択肢として挙げられます。

まず自分が内窓に求めることが「断熱・結露対策」なのか「防音対策」なのかを明確にし、そのうえで施工店に見積もりを依頼してみてください。ガラスの選択と補助金の活用を組み合わせることで、費用対効果を高めることができます。

悩みの種類は住まいによってさまざまです。この記事が、自分に合った内窓を選ぶための最初の一歩になれば幸いです。

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